ビアンコの今日もご機嫌

毎日ご機嫌でいたい

外資系メーカーでの第0歩

やぁ、ビアンコです

僕は、外資系メーカーでエンジニアとして働いています
業務はほとんど外国人と行い、公用語は英語です

「へぇ、じゃあ学生時代から英語得意だったんだ」

いえ、英語は嫌いでしたので避け続けていました
学生時代に英語学習がいやでいやで仕方なく
単位を落とすぎりぎりの成績で切り抜けてきました

当時の新卒者のTOEIC平均点が600点ぐらいだったのに
僕は400点をたたき出していました
しかし、就職してから2-3年して、外資系メーカーから声をかけられたのです

そして2017年7月に、外資系企業へと転職の面接に行くことになりました
ただ、そこには一つの問題がありました


一次面接は日本人の社長と、外国人の先輩がお相手
二次面接は英文履歴書持参のうえ、アジア地区マネージャー(外国人)との面談、もちろん英語です

刻々と迫る一次面接の日、募集要項に踊る「TOEIC500点以上、英検2級以上必須」の字
僕たちは、人生で初めて英語の壁の前に立たされたのでした

そして面接当日、英語の対策など何もできないで、僕は外資系企業の一次面接へと向かいました

 なぜだかあまり緊張はせずに、扉を開いて会社へと入っていきました
日本法人の社長(日本人)との会話は何事もなく終わりいよいよ外国人の先輩との面接が始まりました

 

「Hello I'm ○○.Nice to meet you Bianco-san.」

 

半角アルファベットの言葉が先輩の口から飛び出します

挨拶をされているということはわかりました

 

しかし、自分が何を言えばいいのかがわかりません。

いや、自分の名前を言えばいいということはわかるのですが

英語が口からでてこないのです

 

「えっと、な、ないすとぅーみーとゆー...とぅー!!」

 

僕の口からは全角ひらがなの英語が飛び出しました

 

先輩は小さく笑うと、英語で会社や商品の説明を始めました。

言っていることはさっぱりわかりませんが、質問をしてこないのが救いでした。

だって、時々

「おーけー、おーけー」

と言っていればそれっぽい感じになっているのです

 

そんなこんなで無事に面接を終えた僕たちでしたが

自分のあまりの英語のできなさにショックを受けながら帰宅の途につきました

 

この会社は無理だろうけど、ほかの会社に行くにしても英語は必須だぞ

こんなことなら学生時代にもっとやっておけばなぁと後悔しつつの帰路でした

  

 

数日後に、一次面接合格の連絡が来るとも知らずに