Language Village 6泊7日 地獄の英語合宿
やぁ、ビアンコです
英語面接対策のために、Language Village という施設に6泊7日の
国内留学することにしたぼく
英語は学校でやっただけ、外国人と話した事は授業以外では皆無だったぼく
いきなりの6泊7日英語漬けはハードルが高いように思えます
ですが、やるしかありません
富士の麓での、僕の戦いが始まったのです。
施設に到着し、代金を払っていると早速外国人に話しかけられました
「Hello,Welcome to Language Village!」
いきなりの半角アルファベットの英語です。
講師の外国人だという事は分かりました。
僕を歓迎しているような雰囲気が伝わります
でも、何を言っているかはさっぱりわかりません
コーヒーマシンを指差しているので、一緒に飲もうよと言ったニュアンスの事を言っているのだと推測します
「オーケーオーケー!ドリンク!」
僕たちは、コーヒーを飲みながら学校の設備について説明を受けましたが、相変わらず何を言っているかはさっぱりです
ですが僕はなんと、日本で20年以上も生活しているのです
英語の説明がわからなくたって、ここは日本、なんとかなるのです
ほんの少しだけ安心して、授業に臨むことができました。
大きな不安と、なんとかなるだろうという根拠の無い気持ちを抱きながら、僕たちは席に着いたのでした。
時間の都合で途中参加した授業は大きな数の数え方の授業でした
欧米式は、日本人にはなかなか難しいそうです
先生に質問をされます
「おーけー、えーっと、すりーさうざんどあんど...」
僕の全角ひらがなの英語を聞いて、ほかの受講者達が
ちょっと笑いながら僕たちを見ます
先生は褒めてくれましたが、なんとなく馬鹿にされた気分になってしまいました
これからやっていけるか不安になりながらも、無事に授業が終わりました
すると、ほかの受講者たちが僕のところにきて、次々と自己紹介をしていくのです
「あいあむ、oo, ないすとぅみーちゅー」
しかも、皆さん僕より少しマシ程度の全角ひらがなイングリッシュだったのです
授業中の笑いは、嘲笑ではなく応援だったと気づき
自分の心の小ささを恥じながらも僕は大きな声で自己紹介を返したのです
「あいむびあんこ、ないすとぅみーとゆー、とぅー!!」
地獄の6泊7日は、いいスタートを切ることができました
ここで、ある程度英語ができるようにならないと、英語面接などできません
決意を新たに、僕は苦手だった英語に向き合う決意をやっと固めたのでした