ビアンコの今日もご機嫌

毎日ご機嫌でいたい

妄想 - CT125ハンターカブがある生活

やぁ、ビアンコだよ

CT125ハンターカブが欲しい毎日だよ
発売日が近づいてくるにしたがって、僕のほしいゲージが高まっているのを感じるよ
そんな僕の気持ちを少しでも開放するために、CT125ハンターカブを買ったらどうしたいか、僕の人生がどう変わるかを考えてみたよ

1. CT125との出会い
2020年7月某日、僕は近所のホンダドリームの前に立っていた
新しいライディングジャケットを着て、手には新しく買ったぴかぴかのヘルメット
それに、家を出る前に2回シャワーを浴びてきた
まるで、初デートに向かう中学生のような気分だ
でも、新しいバイクに初めて乗ることは初デートと言ってもいいと僕は考えている

そう、今日僕はCT125ハンターカブのオーナーになるのだ
正確には、少し前からオーナーなのだが、納車が今日なのだ

「CT125のビアンコです」
店員にそう伝えると同時に、僕の目に小さな赤い車体が飛び込んできた
初デートのお相手は、思ったよりも小さかったけれど、思ったよりもかわいらしかった

店員の通り一遍の説明を聞き流しながら、僕の横にたたずむ小さな赤い車体を眺める
ブレーキ、ハンドル、タイヤ、キャリア、そのすべてが、タフさを主張してくる
だけど、決してこちらを煽ってくることはない、確かな主張だ
「私は小さいけれど、あなたをどんな道にでも連れていくわ」
そんな声が、彼女から聞こえてきたのは僕の気のせいだろうか?

彼女にまたがって、エンジンをかける
小気味よい排気音と、僕の心臓の鼓動がリンクする
スロットルを回して、公道に滑り出す
さぁ、初デートの始まりだ

街中を流してみる
彼女の手を取りながら、時速50キロの快適なデートだ
速度は究極のところ、いらないのだ
彼女の魅力はそんなところじゃない
安心する
どんな道でも、どんな状況でも彼女とならば前に進める
そんな堅実なところが、彼女の好きなところなのだ

45分かけて、自宅に帰り着く
バイク置き場に彼女を置いて、新調したチェーンロックを通す
初デートは成功だった


「今度はどこに行くの?」
林道を走って、山にキャンプに行こうか?
それとも、海岸沿いをゆったりツーリングしようか?
いや、まずは通勤だ
毎日の通勤がデートになるなんて、なんて素晴らしいのだろう!

僕は、笑みをこらえられないまま部屋に戻ったのだった




妄想が止まらないから、今日はここまでにしておくよ
また、妄想の続きを書くつもりさ
とにかく、CT125が欲しいのさ